スキノレンクリームの有効成分・アゼライン酸は、抗炎症、角化異常抑制としてニキビ治療に使われます

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スキノレンクリーム（アゼライン酸）

	スキノレンクリーム（アゼライン酸）は、　軽いニキビの治療薬として使用されます。　脱毛を妨げる抗アンドロゲン効果や殺菌・静菌作用などから脱毛症・抜け毛対策にも人気が有ります。

スキノレンクリーム

　スキノレンクリームの有効成分・アゼライン酸は、抗炎症、角化異常抑制として、ニキビ発生の原因となるプロピオン菌、及びニキビに含まれる脂肪酸の分泌を抑制するため、主にニキビの治療薬として使用されます。

　また、スキノレンクリーム（アゼライク酸）は、5αリクターゼ（酵素）の活動を抑える働きがあるとされ、育毛ローションにも含有されています。

　基本的にスキノレンクリームは症状の軽いニキビ治療に適しているほか、ニキビ後の色素沈着にも有効です。

　肌への刺激が強い薬の使用は避けたいという方にはおすすめです。

　キノレンクリームはニキビの治療薬ですが、近頃では脱毛症にも効果がある事が分かり、抜け毛の治療にも使われるようになっています。

　髪が薄く抜け毛が多い人は皮脂の分泌が多く、この皮脂がジヒドロテストステロンと結びつくと抜け毛の元になりますが、アゼライン酸は毛穴の中の菌の発育を遅らせる可能性があるといわれ、プロペシアなどフィナステリド系の薬があまり効かない人に人気が出てきています。

　額の生え際からの抜け毛に効果があるとされているデュタステライド系の薬と比べ、副作用が少ないという特長があります。

効果・効能

ニキビ発生の原因となるプロピオン菌、及びニキビに含まれる脂肪酸の分泌を抑制。
脱毛症治療薬と併せて頭皮に使用することにより、脱毛症薬としての効果。
効果効能については個人差がございます。

使用方法

使用する前に患部の洗い、肌を清潔なにして下さい。
基本的に、１日２回（朝/夜）患部に塗布し、優しく塗り込んで下さい。

副作用

　使い始めの頃に、肌がヒリヒリする、赤くなるなどがありますが、多くの場合、使用を重ねると見られなくなる。

　副作用として、日光に過敏になる可能性があるとの報告があります。
　肌の乾燥や赤み、ヒリヒリ感があまりにひどい場合は医師に相談して下さい。

注意事項

プロピレングリコールにアレルギーのある方はスキノレンを使用しないで下さい。
アゼライン酸は肌の色を白くする可能性が有りますので、肌の色が濃い方は、使用する際は注意して下さい。
合わない場合は直ちに利用を中止し、医師に相談してください。

　プロピレングリコールとは、最も多く利用されている食品添加物の一つ。
（コンビニのおにぎりなど、多くの加工食品に入っている）
　化粧品、シャンプー、歯磨き粉、医薬品、保湿剤、潤滑剤、乳化剤、不凍液、溶媒など、多くの物に用いられている。
　低用量では生物への毒性が低く、無味無臭である。
　特徴として保湿性とカビを防ぐ効果がある