ゾビラックスクリームはヘルペスウイルスによる水痘・水疱瘡や帯状疱疹などの治療用クリーム

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ゾビラックスクリーム

	ゾビラックスクリーム(ZoviraxCream)5％は、　ヘルペスウイルスの増殖をおさえる塗り薬で、口唇ヘルペスなど単純疱疹の治療によく用います。

ゾビラックスクリーム

　ゾビラックスクリームの主要成分であるアシクロビルには、ヘルペスウィルスの増殖を抑える作用があります。

　安全性が高く比較的副作用も少ないため、ヘルペスの治療に比較的よく用いられています。

　ゾビラックスクリームの主成分である、アシクロビルはヘルペスウイルスに感染した細胞内において活性体となり、DNAの複製や修復に必要不可欠な酵素であるDNAポリメラーゼを阻害することで、ヘルペスウイルスの増殖を防ぎます。

　ヘルペスウイルスは数種類以上ありますが、その中で特に身近なものは水痘・帯状疱疹ウイルス、単純ヘルペスウイルス1型、単純ヘルペスウイルス2型です。

　口の周りにぶくっとした小さなみずぶくれのつぶつぶが現れかゆくなったという経験がある人も多いはず。

　ヘルペスウイルスは、一旦感染すると、症状が治まった後でも、神経細胞の中に身を潜めているのです。

　体力が落ち体の抵抗力が低下すると、ヘルペスウイルスが出てきて症状を現します。

　症状には、水痘・帯状疱疹ウイルスが引き起こす水疱瘡や帯状疱疹、単純ヘルペスウイルス1型が引き起こす唇ヘルペス、ヘルペス性歯肉口内炎、ヘルペス性角膜炎、カポジ水痘様発疹症、性器ヘルペス、ヘルペス性脳炎など、また単純ヘルペスウイルス2型が引き起こす性器ヘルペス、臀部ヘルペス、ヘルペス性髄膜炎などがあります。

　ヘルペスの症状は、早期使用により効果を発揮します。

　ヘルペスウイルスは治癒後も、体の中に静かに潜んでいますので、「ゾビラックスクリーム(ZoviraxCream)5％」を常備薬として置いておくのも良いと思います。

効果・効能

　単純疱疹や帯状疱疹、水痘

使用方法

　適量を1日数回塗布します。

　ヘルペスに感染したら、できるだけ早く治療を始めて下さい。

副作用

　主な副作用として、刺激感、接触性皮膚炎、紅斑性発疹などが報告されています。
　このような症状が出たら、医師または薬剤師に相談してください。

注意事項

腎臓の悪い人や高齢の人は、医師にご相談ください。
妊娠中の人は医師にご相談ください。
乳幼児、小児の手の届かないところで、高温・直射日光を避けて保管してください。
一部の製品（クリーム）は、コンドームなど避妊用ラテックスゴム製品を劣化・破損させる可能性があります。性器ヘルペスに用いる場合など、それらとの接触を避ける必要があります。